今日ずっと考えてたんだけど、ブラジルで目まぐるしく起きた色々な出来事を振り返って、全ては起こるべくして起こったんだと思った。
ちょうど2年前、2006年に、アメリカでも同じことが起こった。
Blender MagazineでTigarahが紹介されたことに始まって、急に、アメリカだけじゃない各国のメディアで取り上げられるようになった。
それまで、L.A Timesに出ることを目標に頑張ったことなんてなかったし、NPRやDazed and Confusedのことだって、あまり良く知らなかった。
It just happened.
InterscopeのJimmy Iovineのことだって知らなかった。そんな彼に、L.A Timesに出た翌日の朝、彼のオフィスにマネージャーと一緒に呼ばれて、"You gonna make my life better."と言われ,Universal Music UKの Max Holeには、"I love your music. I'm a big fan of you"と、契約のミーティングで初めて会った時に言われた。
今回のブラジルでも同じだった。"Programa do Jo"が、ブラジルで一番人気で影響力のある番組だなんて知らなかったし、MTVや他のテレビ番組に出るためにブラジルに来たわけじゃなかったし、全く予想もしてなかった。
It just happened.
こうやって自分の人生が、音楽を通して、自然と世界に引き出されてるのを見ると、何とも不思議な気分になると同時に、何か神秘的な力に導かれてる気がする。
今回、ブラジルでも信じられないような偶然の出来事があって、今、何かが分かった気がする。
今まで、日本のユニバーサルとの間でうまく進んでなかったことは、結局あまり関係ないことだったんだ。
きっとわたしは、自分の音楽を世界中に発信する運命にあるんだ。